近年は維持コストの安さなどから電気温水器からエコキュートに交換するご家庭が増加傾向です。
みなさんの中には、電気温水器とエコキュートはともに電気を使ってお湯を沸かす仕組みなのに、どうしてコストに違いが出てくるのか疑問に思う方もいると思います。
この記事では、電気温水器とエコキュートの違い・エコキュートに交換するメリットとデメリット・工事内容・工事費用について分かりやすく解説します。
この記事を読めば電気温水器とエコキュートの違いがしっかり理解できますよ。
電気温水器からエコキュートへの交換を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
まずは「電気温水器」と「エコキュート」の違いについて押さえておきましょう。
どちらも電気を使ってお湯を沸かす点は同じですが、エコキュートは空気から取り入れる熱をも動力源にする点が異なります。
具体的には、「ヒートポンプユニット」という機械で空気の熱を取り込み、冷媒(二酸化炭素)を圧縮させてさらに温度を上げる仕組みです。
このようにエコキュートは電気だけでなく空気の熱を利用するので、電気のみでお湯を沸かす電気温水器に比べて電気代が安くなっているのです。
電気温水器からエコキュートに交換する最大のメリットは給湯コストを大幅にカットできることです。
1カ月あたりの電気料金を比較してみましょう。
電気温水器の場合・・・6,000円~7,500円ほど
エコキュートの場合・・・1,500円~2,000円ほど
このように月々の電気料金をなんと三分の一程度にまで抑えることができるのです。
他のメリットとしては
などが挙げられます。
電気温水器からエコキュートに交換するデメリットは導入コストの高さです。
後者は前者に比べると、メーカーの希望小売価格が約50万円高くなります。
それでも10年間使うと光熱費が約79万円カットできるので、長い目で見れば結局回収できますが、初期コストが高いことだけは頭に入れておいた方がよいでしょう。
また、より広い設置スペースが必要になるのもネックです。
貯湯タンクのサイズは両者であまり変わりませんが、ヒートポンプユニットがある分余計にスペースを取ることになります。
電気温水器からエコキュートにする工事費用は、10万円~15万円ほどかかります。
ただし、設置業者によって金額が違ってきますので、施工を依頼する前に必ず見積書で費用を確認するようにしてください。
電気温水器からエコキュートにする場合の工事内容は次のようになります。
➀電気温水器の撤去作業
撤去の際に処分費用がかかる場合があります。
➁基礎工事(必要な場合)
貯湯タンクやヒートポンプユニットは重量があるので、重みに耐えられるように基礎工事を行なう場合があります。
既にご自宅に設置に耐えられるスペースがある場合はこの作業は不要です。
➂配管工事
追い焚き配管・循環口・ドレン配管を設置します。
④貯湯タンクとヒートポンプユニットの設置作業
貯湯タンクとヒートポンプユニットを設置し、ボルトで固定します。
⑤配管の接続作業
貯湯タンクとヒートポンプユニットを配管で接続します。
⑥電気工事
ブレーカーを設置し、配線の整備を行なってから電力会社に申請します。
⑦リモコンの取り付け
キッチンと浴室のリモコンを取り付けます。
⑧試運転を実施し作動確認を行なう
試運転を行ない、正常に作動しているかを確認します。
⑨操作方法を説明し引き渡す
お客様に操作方法を説明した上で引き渡します。
これで交換作業は一応完了ですが、以下のような追加工事が必要になる場合がありますので注意しておきましょう。
電気温水器からエコキュートにするのはメリットとデメリットがあります。
ただ、長い目で見ると結局メリットの方が上回ると言えるでしょう。
初期コストが高くても給湯コストの安さで十分回収可能だからです。
弊社は埼玉・東京・神奈川・千葉で電気給湯器の交換などを行なっている「家の電気のスペシャリスト」です。
弊社は累計10,000件もの交換実績がありますので、安心してお任せいただけます。
→エコキュートの交換は「エコキュート交換救急隊」にぜひご相談ください。
埼玉、東京、神奈川でエコキュートの交換設置なら安心と信頼のエコキュート交換救急隊におまかせください
Tel.0120-978-054
受付時間:9時~18時