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2022/06/24エコキュートが「おすすめしない」といわれる理由は?

化石燃料への依存度が低く、環境にもやさしいといわれる給湯器がエコキュートです。
ですが、エコキュートはおすすめしないという人もいますよね。
どうしてエコキュートは「おすすめしない」といわれるのでしょうか。

エコキュートが「おすすめしない」といわれる理由は?

エコキュートがおすすめできない理由

エコキュートはおすすめできない、導入しない方がいいという人が一定数います。
その人たちがおすすめしない理由を見てみると、次のような四点に集約されます。

・初期費用の高さ
・お湯が不足する
・電気代が高い
・音が気になる

この四点について具体的に解説します。

初期費用の高さ

エコキュートが日本の一般家庭向けに普及し始めたころ、導入費用は100万円近くと高額でした。
従来型のガス給湯器が10~30万円だったのに比べるとはるかに高額に感じます。

ですが、近年エコキュートが普及し、導入コストはずいぶんと下がっています。
370Lの容量のエコキュートの場合で、高機能の機種でも34万円程度から、給湯専用機であれは30万円程度からで導入可能です。

ガス給湯器よりはやや高めにはなりますが、高すぎるというほどの差はなくなってきています。
ランニングコストはエコキュートの方が安いため、長い目で見るとエコキュートの方が安くなる場合も多いでしょう。

特に、オール電化にすればガス会社への支払いがなくなるため、光熱費がかなり抑えられます。

お湯が不足する

ガス給湯器や石油給湯器などの場合、湯を使いたいときに湯を沸かす仕組みなので湯切れの心配はありません。
一方エコキュートは湯を貯湯タンクに貯めておき、その湯を使う仕組みです。

容量によっては、湯切れの心配がでてきます。
エコキュートは一度湯が不足すると沸き上げまでに時間がかかる点がデメリットの一つです。
湯切れが頻繁に起こると、不便さを感じるでしょう。

解決策

このため、一般的には家族の人数に合わせ貯湯タンクの容量を設置するよう提案されます。

3~4人家族の場合は370L
4~5人家族の場合は460L
5~7人家族の場合は550L

を目安に、タンクの容量を決めるとお湯の不足が起こりにくいとされています。
ただし、頻繁に浴槽の湯を張りかえたり、シャワーを頻繁に使ったりする場合には、この目安容量では不足する心配があります。

電気代が高い

エコキュートを導入することで電気代が下がるといわれたのに、実際には電気代が高くなったという家庭もあります。
原因はいくつか考えられます。

電気料金プラン

まずは、電気料金プランを変更していない場合です。
エコキュートは、深夜電力を使って沸かす設定になっていることが多くなります。
つまり夜間に多量の電気を使うのです。

電力各社では深夜電力を抑え、代わりに日中の電気代を少し高く設定した料金プランがあります。
エコキュートを導入したら、合わせてこのような深夜電力が安くなる料金プランへの変更が必要です。

変更を忘れてしまうと、電気代が高くなる場合があります。

日中の電気使用量が多い

電気料金プランを変更したために、逆に電気代が高くなる場合もあります。
日中自宅にいる人が多く、電力消費が多い場合です。
深夜電力が安くなるプランは、同時に日中の電気代が割高になるためです。

設定の問題

料金プランも変更し日中は、あまり家にいない家庭でも電気代が高くなる場合があります。
エコキュートの設定で、常に貯湯タンクを満タンするような設定になっている場合です。
エコキュートは基本的には深夜電力で湯を沸かし、日中は作動していません。

ですが、設定で湯切れが起こらないよう、常に貯湯タンクを満タンにしておくことも可能です。
この場合、貯湯タンクの湯が減ると自動的に湯を沸かすため日中もエコキュートが作動するのです。

つまり、日中の電気代が高い時間帯でも湯を沸かすことで電気代が上がるのです。

音や振動が気になる

エコキュートのヒートポンプユニットは、エアコンの室外機と同じような装置です。
エアコンの室外機も作動しているときには、ファンが回転する音や振動などが気になることがあるでしょう。

同じような音や振動がエコキュートのヒートポンプユニットからは、発生します。
日中であれば、車の走行音や振動、街の音で気になりにくい作動音や振動ですが、深夜の時間帯となると作動音や振動が気になる場合があるでしょう。

隣家の寝室の近辺や音が響きやすい場所に設置すると、騒音トラブルを引き起こす場合もあるのです。

解決法

エコキュートの設置位置を適切な場所にすることで、騒音は気にならないレベルになります。
また、設置前に近隣に説明し確認してもらうことでトラブルは予防できますよ。

まとめ

エコキュートがおすすめできないといわれる理由を解説しつつ、その回避方法や対策方法をまとめてきました。
この回避方法や対策を実施することで電気代を抑え、環境負荷を抑えた状態でお湯が使えます。

他にも、ガスを使用しないことで火災の発生リスクが抑えられる、断水時にもお湯や水が使えるといったメリットが享受できます。

エコキュートはきちんと選べばメリットが多く、導入した方が良い場合が多くなります。
エコキュートの買い替え・設置をご検討中の方は、ぜひ当社「エコライト」にご相談ください。

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