お役立ちコラム

2022/12/22エコキュートはいくらかかる?新規設置と買い替えの費用相場を解説

「エコキュートの新規設置はいくらかかる?費用の相場を知りたい」
戸建てを建てる場合、エコキュートを導入するか悩んでいる方は多いでしょう。
迷う原因の一つは、エコキュートの新規設置にかかる費用ではありませんか?

高額なイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実は導入費用を安くするポイントがあります。

そこで今回は、エコキュートの設置にいくらかかるのか、費用を抑えるための方法を解説します。
買い替え費用についても紹介するため、今後の参考にしてください。

エコキュートはいくらかかる?新規設置と買い替えの費用相場を解説

【新規設置】エコキュートはいくらかかる?費用相場を紹介

エコキュートを新規設置する場合は、少なくとも以下のような費用がかかります。

● 基礎工事
● 電気工事
● 配管工事
● 追加工事
● 本体(タンク・ヒートポンプユニット)の工事

新規設置にかかる費用の解説には、新居を建てる際とガス給湯器や電気温水器からの交換も含めます。
工事費込みの相場や内訳について詳しく見ていきましょう。

工事費込みで26万~105万円

新規設置の場合は、工事費込みで23万円〜105万円程度かかります。
工事費込みとは、いわゆる標準工事と本体価格が含まれたものです。

家族構成の一部を例に費用を紹介します。

家族形態 機能 費用
4人家族 容量460L、機能フルオート 工事費込みで36万〜94万円
3人家族 容量370L、機能フルオート 工事込みで31万〜94万円

標準工事やそれ以外の追加費用が気になる方は、「エコキュートの施工とは|設置の流れや追加費用が必要なケースを解説」をご覧ください。

内訳をチェック

工事費込みの内訳は、下記のとおりです。

内訳 相場
基礎工事 2万~4万円程度
電気工事 2万~19万円程度
配管工事 1万~15万円程度
追加工事費 1万〜6万円
本体(標準仕様) 20万~70万円程度

本体を置くための基礎工事にはエコベースと土間打ち(現場打ち)があり、前者であれば費用を抑えられます。

また電気工事や配管工事の費用は、住宅の状況によって幅があります。
前の給湯器を撤去するための費用は標準工事に含まず別途請求される場合もあるため、見積もり時に確認しておきましょう。

【買い替え】エコキュートはいくらかかる?費用相場を紹介

エコキュートを買い替える際は、少なくとも以下の費用がかかります。

● 電気工事
● 配管工事
● 追加工事
● 本体(タンク・ヒートポンプユニット)の費用

買い替えの場合は基礎がすでにあるため、基礎工事は必要ありません。
工事費込みの相場や内訳について詳しく見ていきましょう。

工事費込みで24万円~101万円

買い替えの場合は、工事費込みで24万〜101万円かかります。
基礎工事がない分、新規設置よりも必要なコストが下がります。

以下は、家族構成ごとにかかる工事費込みの一例です。

家族形態 機能 費用
4人家族 容量460L、機能フルオート 工事費込みで34〜90万円
 3人家族 容量370L、機能フルオート 工事費込みで30万〜90万円

エコキュートの寿命は約10年~15年と言われており、費用対効果も考えて本体の容量・機能を選ぶとよいでしょう。

内訳をチェック

工事費込みの内訳は、以下のとおりです。

内訳 相場
電気工事 2万~19万円程度
配管工事 1万~15万円程度
追加工事費 1万〜6万円
本体(標準仕様) 20万~70万円程度

エコキュートを買い替える場合は、ブレーカーの設置や電力会社への申請代行が省けるため、電気工事の費用を抑えられます。

ただし、前のエコキュートの処分費用は追加で請求されるケースもあり、約1万円が目安になります。

エコキュートの導入費用を安くする3つのポイント

エコキュートの導入費用を安くするポイントは、以下の3つです。

1. 相見積もりする
2. 実店舗を持たないインターネット業者に依頼する
3. 家族の人数に合った最低限のスペックのものを選ぶ

補助金制度を実施している自治体は少なくなってきています。
補助金制度はあまり当てにせず、これらの方法を取りながら予算を考えていきましょう。

1.相見積もりする

エコキュートは高い買い物になるため、相場を理解しておくのが大切です。
複数社に見積もり依頼をすれば、各社が妥当な値段で出しているかどうかがわかります。
例えば、以下のような比較ができます。

● A社よりもB社のほうが本体価格が安い
● 工事費込みではC社が安い

業者によっては値段交渉に応じてくれる可能性があるため、相見積もりして、費用を相談してみましょう。
また悪質な業者もいるため、おかしな値段ではないか比較してください。

2.実店舗を持たないインターネット業者に依頼する

エコキュートはさまざまな会社を経由して購入できますが、実店舗を持たないインターネット業者が最も安価です。

ハウスメーカーやリフォーム会社を経由すると、仲介料が発生するため、費用が高くなります。
そのためエコキュートの業者に直接依頼するほうが安く、固定費のかからないインターネット業者はリーズナブルに提供できるわけです。

3.家族の人数に合った最低限のスペックのものを選ぶ

エコキュートは容量や機能で大きく値段が変わるため、費用を抑えたいのであれば、家族の生活に合った最低限のスペックのものを選びましょう。
業者が現地調査にきた際、さまざまな機能を提案してくれるとかもしれませんが、本当に必要な機能・容量なのか見極めが重要です。

容量は人数ごとの目安に従って選べばよいですが、機能についてはよく検討しましょう。給湯専用タイプが最も安く購入できます。

まとめ

エコキュートの新規設置は、工事費込みで26万〜105万円かかります。
買い替えの場合は、24万円〜101万円かかります。
新規設置はどうしても工事の費用がかさみますが、本体の機能を最低限にすればある程度費用を抑えられるでしょう。

また実店舗を持たない業者であれば、安くエコキュートを導入できます。

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