お役立ちコラム

2021/10/13エコキュートのメンテナンス方法を8項目に分けて徹底解説!

みなさんはエコキュートのメンテナンスは行っていますか?
エコキュートのメンテナンスを怠ると、お湯が濁ったり稼働効率が悪くなったりするだけでなく、最悪の場合は故障の原因になります。
そうならないためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
ですが、みなさんの中には「メンテナンスの方法が分からない」という方もいらっしゃると思います。

そこでこの記事では、エコキュートのメンテナンス方法を8項目に分けて徹底解説します。
この記事を読んでいただければ、エコキュートのメンテナンス方法が分かります。

エコキュートのメンテナンス方法を8項目に分けて徹底解説!

エコキュートのメンテナンスが必要な理由

エコキュートは水道水を利用する仕組みですが、水道水には様々な不純物も含まれているため、長く使っていくうちに貯湯タンク内部にそうした不純物が溜まっていきます。
また、お風呂の残り湯を再利用する場合は、残り湯に含まれているゴミや汚れでフィルターが詰まる可能性もあります。

このように水道水の不純物がタンク内に蓄積したり、フィルターに汚れが溜まったりすると、エコキュートの稼働効率が悪くなり、最悪の場合は故障の原因になるのです。
そうした事態を回避し、エコキュートを長く使っていくためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

エコキュートのメンテナンス方法8項目

ここから、エコキュートのメンテナンス方法を8項目に分けてご紹介します。
各部位ごとに定期的に点検・掃除を行えば、長く使い続けることができるでしょう。

浴槽フィルター

浴槽フィルターは毎日取り外して掃除するようにしましょう。
フィルターが詰まると、追い炊きに時間がかかるようになるなど稼働効率が悪くなるおそれがあります。

掃除に使用する道具は、普通のブラシや使い古した歯ブラシなどで大丈夫です。

風呂配管

エコキュートと浴槽の間には「風呂配管」があります。
使用中はお湯が循環しているため汚れが付きにくいのですが、停止している時は汚れが溜まっていきます。

自動洗浄機能が付いているものもありますが、付いてない場合は手動で風呂配管を掃除してください。
半年に1回ほどの頻度で、専用の洗浄液を投入し風呂配管の汚れを洗い流します。

漏電遮断器

エコキュートには漏電が発生した場合に備えて「漏電遮断器」が付いています。
漏電遮断器がきちんと機能するかを定期的にチェックしましょう。

頻度としては年に2~3回ほどで十分です。

貯湯タンク

貯湯タンク内にも汚れが蓄積するため、年に2~3回ほど掃除を行なうようにしてください。
掃除のやり方としては、水圧を利用してタンクの下部からゴミをはき出すという方法を取ります。

タンクの底にある排水栓を開き、2分ほど排水を行えば内部の汚れはキレイに排出されるでしょう。

逃し弁

逃し弁は貯湯タンクの上部に付いており、炊き上げの際に生じる水を排出する役割を持っています。
半年~1年に1回ほどの頻度で、逃し弁が正常に作動するかチェックしましょう。

オンとオフの切り替えができれば大丈夫です。

ヒートポンプユニット

ヒートポンプユニットのメンテナンスは特に重要です。
怠ると故障の原因になったり、寿命を縮めてしまったりすることになるからです。

年に2~3回ほどの頻度で水抜きを行ないましょう。
ヒートポンプユニットの3か所の水抜き栓を抜き、1分以上水を出し続けます。
1分以上水が出たことを確認したら、栓を閉じてメンテナンスは完了です。

リモコン

エコキュートのリモコンも使っていくうちに表面に汚れが付いて文字が見えにくくなったりします。
汚れが目立つ場合は、しっかりと絞ったタオルや乾いた布きれなどで汚れを拭き取りましょう。

アルコールやシンナーなどはボタンの変色や変形の原因になるため、使用は控えてください。

配管

配管の接続部分に使用されているパッキンやシールはシリコンやゴムを原料としているため、経年劣化すると水漏れを起こす可能性があります。
年に2~3回の頻度で水漏れを起こしてないかチェックしてください。

メンテナンスを怠るとどうなるのか?

「タンク内のゴミは元々水道水に含まれていたものだから大丈夫」と思って放置していると、問題が発生します。
例えば、タンク内に蓄積したゴミが給湯管を通して浴槽に流れ出し、浴槽に浮かんだりします。
また、溜まった汚れがヘドロ状になってしまう場合もあります。

そうした事態を防ぐには、貯湯タンクの水抜きなどのメンテナンスを定期的に行なうことが大切です。

もしトラブルが生じた場合は、給水配管専用止水栓を閉じてください。
給水配管専用止水栓は貯湯タンクの根元に付いている蓋を開けると、中央付近にあるため確認しておくとよいでしょう。

もし自力での掃除が難しい場合は、エコキュートのメンテナンス業者に依頼するという方法もあります。

まとめ

以上エコキュートのメンテナンス方法を8つの項目に分けて解説しました。
メンテナンスを怠ると稼働効率の悪化や故障の原因になるため、定期的に水抜きなどのメンテナンスを行なうことが大切です。

もしエコキュートの設置・交換を検討中の方がいらっしゃいましたら、「エコキュート交換救急隊」にぜひご相談ください。
弊社は埼玉・東京・神奈川・千葉で電気給湯器の交換を行なっている「家の電気のスペシャリスト」です。
弊社は累計10,000件もの交換実績があるため、安心してお任せいただけます。

 

→エコキュート交換設置・オール電化は「エコキュート交換救急隊」にお任せください

 

関連記事

  • エコキュートの電源が入らない原因と症状別の対応策エコキュートの電源が入らない原因と症状別の対応策 「急にエコキュートの電源が入らなくなって焦った」というご経験はありませんか? いつも当たり前のように動いているエコキュートの電源が入らなくなると、とても不安になりますよね。ですが、原因と症状に応じた対応策を知ることで、しっかり対応できるので安心してください。 この記事で […]
  • エコキュートとオール電化の違いとは?エコキュートとオール電化の違いとは? オール電化住宅にはエコキュートが欠かせません。ですが中には「”オール電化”と”エコキュート”の違いってなに?」という方もいらっしゃるのでは?「オール電化」住宅とはガスを使わない住宅のことで、「エコキュート」はガスを使用しない電気給湯器です。 この記事では、エコキュートとオール […]
  • V2Hと蓄電池の違いは何?メリット・デメリットを徹底解説!V2Hと蓄電池の違いは何?メリット・デメリットを徹底解説! みなさんは「V2H」という言葉をご存知でしょうか?V2Hとは電気自動車を蓄電池代わりにするという近年注目されているソリューションです。V2Hは卒FITの有力な選択肢としても注目されています。とはいえ、まだまだV2Hを知らないという方も多いと思います。 みなさんの中には、「V2 […]
  • 蓄電池のメリットとは?デメリットはある?蓄電池のメリットとは?デメリットはある? 昨今、電気を溜めることができる「蓄電池」の注目が高まっています。 蓄電池とは、その名の通り電気を蓄えることができ、何回でも使うことができるというシステムです。 今回は、蓄電池の仕組み、メリット・デメリットについて解説していきたいと思います。   蓄 […]
  • 冬にお湯が出ないのはなぜ?原因はエコキュートの配管の凍結にあり冬にお湯が出ないのはなぜ?原因はエコキュートの配管の凍結にあり 「エコキュートが凍結してお湯が出ない。どうしたらいいの?」 「エコキュートの凍結を防ぐ方法が知りたい」 気温が1桁まで下がる冬の朝。 寒い朝にお湯が使えないなんて、考えただけで震えてしまいます。 この記事では、お湯が出ないときの対処法から、お湯が出なくなるのを防ぐ方 […]
  • エコ給湯器「エコキュート」の特徴|ガス給湯器・電気温水器と比較エコ給湯器「エコキュート」の特徴|ガス給湯器・電気温水器と比較 「エコ給湯器ってなに?」「エコキュートの特徴は?」 ガス給湯器が古くなっているご家庭や、新居を建てるご予定の方は「エコ給湯器」の存在が気になっているでしょう。 エコ給湯器には4種類ありますが、世間では一般に「エコ給湯器=エコキュート」が普及しています。 そこで本記 […]

contactお問い合わせ

埼玉、東京、神奈川でエコキュートの交換設置なら安心と信頼のエコキュート交換救急隊におまかせください