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2021/04/27「v2h」とは?仕組みや6つのメリットを徹底解説!

みなさんは「v2h」をご存知でしょうか?v2hは近年注目されている電気自動車の活用方法です。v2hにはたくさんのメリットがあるのですが、まだまだ知らない方も多いと思います。
そこで、本記事ではv2hについて分かりやすく解説します。

そもそもv2hとは?

そもそも「v2h」とは何でしょうか?あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
「v2h」とは、「Vehicle to Home」(日本語だと「車から家へ」という意味)の略称で、電気自動車(EV)などの電力を家庭用の電力源として利用する方法を指します。
電気自動車が普及してきたこともあり、家庭用蓄電池より大容量である電気自動車を電力源として活用するv2hには様々なメリットがあるために近年関心が集まっています。
なお、電気自動車だけではなく、ガソリンと電気で走るラグインハイブリッド自動車(PHV)や水素などを燃料とする燃料電池自動車(FCV)でもv2hが可能です。

 

v2hの仕組み

v2hは電気自動車を蓄電池代わりにして電気自動車に貯めてある電力を住宅でも使えるようにするシステムです。
v2hでは主に次の2つの機器が必要となります。

  • v2hに対応する電気自動車(EV)※いわば「走る蓄電池」です。
  • v2h機器(EV用パワーコンディショナ)

電気自動車を蓄電池として使い、貯めてある電力をv2h機器を通して住宅に供給するという仕組みです。

v2h機器には次の2つの役割があります。

  • 住宅の電力を電気自動車に充電する機能。
  • 電気自動車に貯めてある電力を住宅でも使えるように変換する機能。

v2h機器にこの2つの機能があるために、電気自動車と住宅の間で電力の双方向的なやりとりが可能になるのです。

 

v2hの6つのメリット

v2hには様々なメリットがあります。主なものを6つご紹介します。

 

大容量で蓄電

電気自動車(EV)は家庭用蓄電池よりも大容量で蓄電が可能であるということが大きなメリットです。
家庭用蓄電池の容量は、小さいもので3 kWh〜5kWh、大きいものだと10kWh〜15kWhほどのものがありますが、さすがに20kWh以上のものはラインナップにありません。
ところが、電気自動車だと、小さいものでも10kWh、大きいものだと日産リーフの62kWhと、家庭用蓄電池に比べて圧倒的な大容量になります。
電気自動車の車種によって容量は異なりますが、一般的に見て家庭用蓄電池より電気自動車の方が大容量なのは確かです。

 

高速充電が可能

電気自動車だと高速充電が可能という点も大きなメリットです。
v2h だと、家庭で利用されている電気自動車の200Vの普通充電に比べて最大2倍の速度で高速充電をすることができます。
つまり、倍速充電機能を搭載するv2hだと、200Vの普通の充電スタンドに比べるとおよそ半分の時間でフル充電が可能なのです。

 

電気代を節約できる

v2hには電気代を節約できるメリットもあります。電気自動車で使う電力を電気代の安い深夜帯に充電することで電気代を抑えることができます。
また、日中に電気自動車を使わない時は、電気自動車に貯めてある電力を住宅に送電して使うことで電気を買わずに済むため電気代の節約になります。

 

非常用蓄電池として防災対策になる

電気自動車に電力を貯めておくことで非常用の蓄電池として活用することができます。
電気自動車は家庭用蓄電池よりも大容量なので、より一層心強い備えになります。
最近は全国的に自然災害が多発していますが、電気自動車を大容量蓄電池として利用することは、いざという場合の防災対策になります。

 

太陽光発電と併用し卒fit

v2hを太陽光発電システムと併用することで、卒fitに役立てるというアイデアもあります。
fitとは2009年に開始した電力の固定価格買い取り制度のことですが、制度開始から10年目の2019年より順次終了します。
そこで、fit終了後にどうするかが問題となっています。これを「2019年問題」と言います。

fit終了後もそのまま売電を続けるという選択肢もありますが、固定価格での買い取りが保証されなくなるため売電単価は大幅に下がるのはほぼ確実です。
それに対して、売電を止めて電力の自家消費を行なう「電力の自給自足」という選択肢があります。
電力の自家消費を行なうには家庭用蓄電池が必要となりますが、電気自動車を蓄電池代わりとして活用するv2hは家庭用蓄電池の設置と同様の機能を果たします。
しかも電気自動車は家庭用蓄電池よりも大容量なので、なおさら卒fitのための有力な選択肢になると言えるでしょう。

 

補助金を活用できる

v2hの導入では補助金制度を活用できるのもメリットの一つです。
電気自動車の普及は脱炭素社会化の方針にかなうということで、国の補助金が充実しているほか、最近ではv2hの導入に補助金を出す自治体も増えてきています。
国と自治体の補助金は併用可能なので、v2hの導入を検討する際には、お住いの自治体でv2h関連の補助金制度が無いか確認するとよいでしょう。

 

まとめ

以上、v2hの仕組みや導入するメリットについてご紹介しました。いかがだったでしょうか?
v2hにはたくさんのメリットがあることがお分かりいただけたと思います。脱炭素社会化が叫ばれている昨今ですが、電力を無駄なく有効活用するv2hは今後増々注目されていくことでしょう。

 

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