「エコキュートってどんな種類があるの?」
「エコキュートっていくらするの?」
「エコキュートの工事費用っていくら?」
ガス給湯器に比べ省エネで、火災の危険性が低いため、近年人気のあるエコキュート。
家庭に設置したくても、エコキュートの種類・価格・注意点がわからなければ、どれを選べばいいか悩んでしまいませんか?
この記事では、エコキュートの種類・価格・工事費用・注意点についてご紹介します。
ぜひ最後までお読みになり、エコキュートを設置する際の参考にしてください。
目次
エコキュートを選ぶ際は、タイプとタンク容量をチェックしましょう。
エコキュートのタイプは大きく分けて次の3つです。
● オートタイプ
● フルオートタイプ
● 給湯専用タイプ
エコキュートを選ぶ際は、どのような機能が必要か考えましょう。
そして、タンク容量を家族の人数によって考える必要があります。
タンクの代表的な容量は次の通りです。
● 180L
● 300L
● 370L
● 460L
● 550L
ここから、エコキュートのタイプ・タンク容量について、詳しくご紹介します。
オートタイプのエコキュートは、自動でお湯張り・足し湯を行います。
ただし、保温・追い炊き機能はついていません。
お風呂に入る時間がバラバラな家族には向いていないでしょう。
価格はフルオートタイプより安価です。
フルオートタイプのエコキュートは、お湯張りから足し湯・追い炊きまで自動で行います。
温度を設定しておくと、自動で一定の温度に保ってくれるので、お風呂に入る時間がバラバラな家族に向いています。
3タイプの中で一番高価です。
給湯専用のエコキュートは、お湯を沸かすだけで、手動で蛇口をひねってお湯を出します。
特別な機能を求めず、給湯システムにあまりコストをかけたくない方に向いています。
3タイプの中で最安値です。
エコキュートのタンク容量は、家族の人数により決まります。
代表的なタンク容量と、タンク容量に合った使用人数を表にまとめました。
タンク容量 | 180L | 300L | 370L | 460L | 550L |
使用人数 | 1~2人 | 2~3人 | 3~5人 | 4~7人 | 5~8人 |
表の使用人数から見て、一般的な家庭では370Lと460Lがエコキュートの主流といえます。
湯切れを防ぐために、余裕を持ち5人家族なら460Lを、7人家族なら550Lを選択すると安心です。
エコキュートの価格を容量とタイプ別に一覧表にまとめてみました。
タンク容量 | エコキュートのタイプ | 価格相場 |
180L
|
オートタイプ | ─ |
フルオートタイプ | 17万~ | |
給湯専用タイプ | 14万~ | |
タンク容量 | エコキュートのタイプ | 価格相場 |
300L
|
オートタイプ | ─ |
フルオートタイプ | 18万~ | |
給湯専用タイプ | 17万~ |
タンク容量 | エコキュートのタイプ | 価格相場 |
370L
|
オートタイプ | 17万~ |
フルオートタイプ | 19万~ | |
給湯専用タイプ | 23万~ |
タンク容量 | エコキュートのタイプ | 価格相場 |
460L
|
オートタイプ | 18万~ |
フルオートタイプ | 19万~ | |
給湯専用タイプ | 26万~ |
タンク容量 | エコキュートのタイプ | 価格相場 |
550L
|
オートタイプ | ─ |
フルオートタイプ | 24万~ | |
給湯専用タイプ | 22万~ |
この表ではタンク容量180L~550Lまでの本体価格相場の違いは、タイプにもよりますが最大で12万円にもなります。
販売店により価格が変わるので、エコキュートを設置する際は、いくつかの販売店から見積もりを取るといいでしょう。
エコキュートの工事費用の相場を一覧表にまとめました。
工事の種類 | 工事費用の相場 |
基礎工事 | 2~4万 |
電気工事 | 2~19万 |
水道工事 | 1万~15万 |
追加工事 | 1~6万円 |
電気工事の金額幅が広いのは、次の作業がプラスになるからです。
● ブレーカー取り付け
● 分電盤の交換
● 幹線張替え工事
● 電力会社への申請代行
このほかにもエコキュートの付属品代や、エコキュートの撤去費用、試運転費用がかかる場合があります。
見積もりの内容をよく確認し、追加費用が発生しないようにしましょう。
エコキュートのメリットは次の5つです。
1. 自治体によっては助成金がある
2. 光熱費が下がる
3. 入浴中の家族と通話できるので安全を確認できる
4. 非常時にタンクの水を使用できる
5. 火事になる危険性が低い
5つのメリットの中でも、光熱費が下がる点と、火事になる危険性が低い点は、エコキュートの特徴です。
最高のメリットだといえます。
エコキュートのデメリットは次の10個です。
1. 寿命がある
2. 設置費用が高い
3. 設置スペースが必要
4. すぐにお湯が出ない
5. シャワーの水圧が弱い
6. 不純物がタンク内に沈殿している可能性があるので飲用不可
7. タンク容量以上の水を使うとお湯が沸くまで時間がかかる
8. タンクのメンテナンスが必要
9. 作動音がする
10. 入浴剤の使用が限られる
10個のデメリットの中でも、設置費用が高い点がエコキュートの設置を悩む最大のデメリットといえます。
しかし、上記のメリットでも触れたように自治体によっては助成金があります。
ガス給湯器と比べて光熱費が下がる点から見ても、エコキュートの設置が家計に与えるダメ―ジは低いでしょう。
エコキュートを設置したあと、注意してほしい点があります。
1つ目は、電気料金のプランを深夜が安いプランにする点です。
エコキュートは深夜に電力を使うのが基本です。
電気料金を深夜が安いプランにしておけば、昼間に使った分を深夜に貯めるサイクルで、光熱費の節約になります。
2つ目は、光熱費の節約のために夜間に給湯を行う点です。
先程お話した深夜電気料金が安いプランのほとんどは、昼間の電気料金が高く設定されています。
ですので、昼間にお湯を使い過ぎて湯切れが起きると、電気代の高い昼間にお湯を沸かさなければなりません。
電気代が高くなるのを防ぐためにも給湯は夜間に行いましょう。
エコキュートのタイプ・タンク容量をあらかじめ知っていれば、エコキュートを設置する際、悩む心配がありません。
また、エコキュートの本体価格・工事費用の相場がいくらかわかっていれば、おおよその予算が立てられます。
この記事が、エコキュート設置に悩まれている方の参考になれば幸いです。
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