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2021/10/29オール電化の3つの節約ポイントで賢く節電!今すぐできることを紹介

オール電化住宅で最も気になることの1つが、電気代の節約ではないでしょうか?オール電化住宅では家庭の必要エネルギーを全て電力で賄うため、電気代が高くならないか心配という方もいると思います。
しかし、「器具の使い方」「電力を使用する時間帯」など、ポイントを押さえて工夫すれば、オール電化住宅での電気代節約は十分可能です。

この記事では、電気代の節約方法の基本から、具体的な節約方法までを解説します。この記事を読んでいただければ、オール電化住宅の節約の重要ポイントをしっかり理解できるでしょう。

オール電化の3つの節約ポイントで賢く節電!今すぐできることを紹介

オール電化住宅の電気代節約|3つのポイント紹介

最初に、オール電化住宅で電気代を節約するための3つのポイントをご紹介します。オール電化住宅の電気代節約術の基本なので、しっかり押さえておきましょう。

電気使用量や待機電力を抑える

電気料金は、基本料金に「単価×使用量」が上乗せされる形で算出されるため、電気使用量を抑えることで電気代を下げることが可能です。単価そのものも、使用量が少ないほど下がる仕組みになっています。

【単価と電気使用量の関係】
120キロワットまで・・・19.88円
120キロワットから300キロワットまで・・・26.48円
301キロワット以上・・・30.57円

※電気料金は2021年11月1日現在の料金です。
参照:東京電力エナジーパートナーホームページ「料金単価表‐電灯(従来からの料金プラン)」

また、「待機電力」をなくすのも電気代の節約に有効です。
待機電力をなくすには次のような方法があります。
・こまめにコンセントを抜く
・旅行など何日も家を空ける際はブレーカーを落としておく

こまめにコンセントを抜くのが面倒な場合は、オンオフのスイッチが付いている延長コードを使うとよいでしょう。スイッチ付き延長コードのスイッチを切っておけば待機電力が発生しないため、毎回コンセントを抜く手間が省けます。

オール電化住宅に適した料金プランに加入する

各電力会社が用意している、オール電化住宅向けの料金プランに加入するのがおすすめです。電気需要が少ない夜間や土日祝日には電気代が安く、電気需要が多い昼間には電気代が高いプランなどがあります。

例えば、電気代が安い夜間にエコキュートでお湯を沸かしておき、昼間に使うようにすれば電気料金を抑えることができます。

電化製品の使用方法を工夫する

家庭内の電化製品の使用方法を工夫することも大切です。電化製品の使い方を少し工夫するだけで、電気代を節約することができます。

例えば
・給湯器の炊き上げ設定を変更する
・調理器具で使う鍋を選ぶ
などの方法があります。
詳しくは、小見出し「電化製品の節電で節約する方法」で解説します。

オール電化住宅の利用時間帯を工夫して節約!

オール電化住宅に適した電気料金プランに加入すれば、電気の利用時間帯を工夫して節約することができます。エコキュートや電気給湯器は、電気代の安い深夜帯にお湯を沸かすのが基本です。

他の電化製品もタイマー機能を活用することで、電気代を抑えることが可能です。
例えば、洗濯機や食洗器はタイマーで夜間に稼働するように設定します。炊飯器やホームベーカリーは寝る前にタイマーを設定しておけば、朝起きた時にすぐに食べることができます。

このように昼間と夜間の電気代の差を上手く利用して、電気代を節約しましょう。

電化製品の節電で節約する方法

電化製品の使い方を工夫して節電すれば、電気代の節約につながります。
ここでは、調理器具・給湯器・暖房器具の3つに分けて、電化製品の上手な使い方を解説します。

調理器具編

電気調理器具(IHクッキングヒーターなど)の節電では、鍋選びが重要になります。重さや形次第では火力が弱くなり、調理に時間がかかってしまう場合があるからです。調理に時間がかかれば、それだけ余計に電力を消費することになります。

アルミ製や銅製の鍋は火力が弱くなる傾向があるため、鉄製やステンレス製の鍋を使用するのがおすすめです。また、短時間で調理できる圧力鍋を活用する方法もあります。

給湯器編

エコキュートなどの電気給湯器の節電で重要なのが、お湯の量の設定です。

1日の間で実際に使用するお湯の量に見合った量を沸かすようにします。1日のお湯の使用量が少ないのに「多め」に設定すると、使わないお湯が余ってしまいます。逆に、お湯の使用量が多いのに「少なめ」に設定すると、途中で湯切れを起こしてしまい、電気代が高い日中にお湯を沸かすことになりかねません。

大抵の電気給湯器には「節約モード」がついているため、上手く活用しましょう。お風呂の残り湯を再度沸かす際には、「追い焚き」より「高温差し湯」の方が節電になります。

また、旅行などで家を空ける場合は、お湯を無駄にしないために沸き上げ設定をオフにしておくことが大切です。

暖房器具編

冷暖房器具は毎日使うものだからこそ、使い方を工夫することが大切です。

エアコンは、サーキュレーターを使って室内の空気を循環させると効率よく室温が上がるため、電気代の節約につながります。また、エアコンのフィルターが汚れると稼働効率が悪くなって、余計な電力を消費します。2週間に1度程度は、掃除機でホコリを吸い出すようにしましょう。

太陽光発電設備を導入する

オール電化住宅で電気代を節約するには、太陽光発電設備を導入するという方法もあります。太陽光発電設備とは、自宅の屋根に取り付けた太陽光パネルで、太陽光を電力に変換する設備のことです。

太陽光発電設備があれば、電気代が割高な日中は太陽光発電で使用電力を賄うことができます。さらに蓄電池を導入すれば、日中に発電した電力を溜めておき、夜間に使用することもできます。

このように太陽光発電を上手く活用すれば、1日の消費電力の大半を賄うことすら可能です。

まとめ

以上オール電化住宅での電気代の節約方法をご紹介しました。

・使用電気量を抑える
・オール電化住宅に適した料金プランに加入する
・電化製品の使い方を工夫する
・電気の利用時間帯を工夫する
など、ポイントを押さえた上で上手に節電し、電気代を節約してくださいね。

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