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2021/12/29タンク容量の目安・家族の人数・地域に適した選び方

エコキュートのタンクの容量には、いくつかの種類があります。みなさんの中には、どれくらいの容量のタンクを選べばいいのか、お悩みの方もいるのではないでしょうか?もし、タンクの容量を選び間違うと、「家族分の使用量を賄えない」ということにもなりかねません。エコキュートのタンクの容量は、世帯の人数分に適した大きさを選ぶことが大切です。

この記事では、エコキュートのタンクの容量の選び方や容量を選ぶ際のポイントについて、分かりやすく解説します。

タンク容量の目安・家族の人数・地域に適した選び方

エコキュートのタンクの容量は主に3種類

エコキュートのタンクの容量は、主に次の3種類があります。

  • 370L
  • 460L
  • 550~560L

最近だと、お湯の消費量が比較的少ない少人数のご家庭向けに、370L以下の容量のものも販売されています。

エコキュートのタンクの容量は世帯の人数で選ぶ

エコキュートのタンク容量を選ぶための、主な基準は「世帯の人数」です。
1人が1日当たりに使用する量の目安は、次の通りです。

 

お風呂の湯はり 約180L
シャワー 80L~100L
洗い物や手洗い 30L

 

ここでは、世帯の人数別のおすすめ容量をご紹介します。

3人世帯~5人世帯の場合は370Lがおすすめ

3人世帯~5人世帯の場合は、370Lの容量がおすすめです。
設定温度が42度・水温9度の場合は、370Lの容量で使えるお湯の量は、約680Lになります。

【内訳】
浴槽1回分(180L)+シャワー4回分(320L)+洗面所・台所での使用量(180L)

4人世帯~7人世帯の場合は460Lがおすすめ

4人世帯~7人世帯の場合は、460Lの容量がおすすめです。設定温度が42度・水温が9度だとすると、460Lの容量がある場合は、約840Lのお湯が使用できます。460Lの容量だと、シャワーは約6回、短時間であれば7~8回は使用できるため、4人~7人のご家庭に最適です。

【内訳】
浴槽1回分(180L)+シャワー6回分(480L)+洗面・台所での使用量(180L)

5人世帯~8人世帯の場合は550L~560Lがおすすめ

5人世帯~8人世帯の場合は、550L~560Lの容量がおすすめです。設定温度42度・水温9度の場合だと、550L~560Lの容量で使用できるお湯の量は、約1,000Lです。シャワーは通常は7回、短時間であれば、8回~9回ほど使用できます。

【内訳】
浴槽1回分(180L)+シャワー6回分(560L)+洗面・台所での使用量(260L)

エコキュートのタンク容量の選び方ポイント

タンク容量の選び方のポイントを2つご紹介します。

大きめの容量を選んでおく

ご家庭でのお湯の使用量が多い場合は、大きめの容量を選んでおくと安心です。近年の製品は、常にお湯を満タン状態にしてくれる設定があるため、湯切れの心配はほとんどありません。ただ、お湯が尽きた時間帯によっては、電気代が高い昼間にお湯を沸かすことになり、あまり経済的とはいえません。その点、大きめの容量の製品を選んでおけば、安心です。浴槽以外でシャワーなどの使用量が多いご家庭の場合は、世帯の人数分で推奨される容量よりも、大きめの容量を選ぶと良いでしょう。
ただし、容量が大きければ、それだけ広い面積の設置場所を必要とするほか、値段も高くなってしまうため、注意が必要です。

世帯数によっては少なめの容量もあり

世帯の人数が3人以下の場合は、370L以下の容量を選ぶのもありです。例えば、高齢者の2人暮らし世帯で、お湯の使用量が少ない場合は、370L以下でも足りるでしょう。
最近では各メーカーが370L以下の製品を販売しているため、ご家族のライフスタイルに合わせて、柔軟に容量を選ぶことが可能です。

【注意】タンク容量は地域差も考慮して選ぶ

タンク容量を選ぶ際には、地域差を考慮することも重要なポイントです。例えば、冬場の北海道と沖縄では、同じ370Lの容量でも、使用できるお湯の量が倍以上も異なります。基本的には、寒い地域では大きめの容量を選び、温かい地域では小さめの容量を選ぶと、失敗は少ないでしょう。このように、地域差を考慮した上でタンク容量を選択することが大切です。

まとめ

以上、エコキュートのタンク容量を選ぶ際のポイントについて解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。

  • 世帯の人数に適した容量を選ぶ
  • お湯の使用量が多い場合は、大きめの容量を選ぶと安心
  • 世帯の人数が3人以下でお湯の使用量が少ない場合は、370Lの容量もあり(ライフスタイルに合わせた選択)
  • 地域差を考慮する

世帯の人数・ライフスタイル・地域差などを意識しつつ、最適なタンク容量を選択してくださいね。もし、エコキュートのことでお困りの方がいらっしゃいましたら、「エコキュート交換救急隊」にぜひご相談ください。

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