お役立ちコラム

2022/02/19エコキュートの電気代はいくら?計算方法や安くするポイントを紹介

電気代が安くなると評判のエコキュートですが、実際のところどれぐらい安くなるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。電気代については、住んでいる地域の気候や契約している電気料金プラン、ライフスタイルで大きく変わってくるため、「いくら節約できるのか」を明確に算出するのは難しいのが実情です。
ここでは、可視化しづらいエコキュートの電気代や安くするポイントなどを紹介するので、導入の際の参考にしてください。

エコキュートの電気代はいくら?計算方法や安くするポイントを紹介

エコキュートの電気代はいくらかかる?

エコキュートの導入を検討されている方にとって、一番気になるのは電気代がどれだけ安くなるかということだと思います。前述しましたが、電気代は条件によって異なるため「いくら安くなる」と断言はできません。しかし、パナソニックエコキュートでは、エリアごとのランニングコストを算出しているので、ここではこの資料を参考にした電気代を紹介します。

地域(電力会社) 年間の電気代 1ヵ月あたりの電気代
北海道電力 約32,400円 約2,700円
東北電力 約21,600円 約1,800円
北陸電力 約20,400円 約1,700円
東京電力エナジーパートナー 約24,000円 約2,000円
中部電力 約24,000円 約2,000円
関西電力 約20,400円 約1,700円
中国電力 約22,800円 約1,900円
四国電力 約28,800円 約2,400円
九州電力 約18,000円 約1,500円
沖縄電力 約10,800円 約900円

これらの平均額は、パナソニックの製品を使って算出したものですが、お住まいの地域の平均額以上に給湯料金がかかっているのであれば、電気代はお得になるといえるでしょう。

※参考サイト:パナソニック 住まいと設備と建材

エコキュートの電気代の計算方法

エコキュートの電気代の計算方法は、以下のような計算式になります。「エコキュートの消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金(円/kWh)」ただし、まだ導入していない家庭の場合はエコキュートの消費電力が分からないため、自分の家の電気代がいくらになるかを計算することはできません。ですので、電気代で導入を検討される場合は、上記で紹介した地域ごとの平均電気代を参考にしてみてください。

夏と冬での電気使用量の違い

電気代は電気使用量によって価格が変わりますが、電気使用量は夏と冬で異なります。夏になると、「節電のお願い」や「電気の供給不足」などのニュースを見かけることがあるので、使用量が多いというイメージがありますが、実は冬の方が多いのです。1年を通して使う家電の中でも、最も消費量が多いエアコンは、外気温と設定温度の差によって多くの電力が必要になります。例えば、エアコンの設定温度を25℃にした場合、外気温が35℃の場合だと10℃下げるだけで設定温度になります。

しかし、外気温が0℃の場合は25℃まで高めなければなりません。そのため、冬は電気使用量が多くなるのです。これは給湯器も同じで、冬場で水が冷たければ冷たいほど多くの電力を消費してお湯を作りますが、夏場で水が温かくなっていれば、その分沸かす電力も少なくなります。このような使用量の違いで考えても、消費電力が大きい給湯器をエコキュートに変えれば電気代の節約に繋がることが分かります。

エコキュートの電気代を安くするポイントは?

エコキュートにすれば電気代を安くできる可能性がありますが、さらに「安くするポイント」を押さえておくと、よりお得になります。

電気料金プランを見直す

電気料金にはさまざまなプランがありますが、エコキュートは夜間に稼働するので、夜の時間帯の料金が安いプランにしましょう。今現在契約しているプランを見直してみて、昼間の電気料金が安く、夜間が高くなるようなプランにしている場合は、契約を変更しておくのが安くするポイントです。

沸き上げ設定を変更する

エコキュートには、湯切れを起こさないために、貯湯タンクのお湯が減少すると日中でも沸き増しをする設定が付いています。日中にお湯を使うのであれば必要な設定ですが、昼間は仕事で家にいない、昼間はお湯を使わないという場合は、沸き上げの分電気消費量が増えてしまうので「沸き上げ設定機能」はオフに変更しておきましょう。

自動保温や追い炊き機能は使わない

自動保温にしておくと、お風呂を使わないときでもお湯が冷めると温めてしまいますし、追い炊き機能は冷たい状態からお湯を沸かすので電気代が高くなります。そのため、電気代を安くするには足し湯にするのがベストです。足し湯であれば、タンク内のお湯をそのまま出すだけなので電気を無駄に消費することはありません。

エコキュートで上手に電気代を節約しよう

電気代は使用量によって変動するため、「いくら安くなる」と断言するのは難しいのです。しかし、エコキュートはリーズナブルにお湯を沸かせるシステムなので、今までよりは電気代を節約することが可能です。

株式会社エコライトでは、エコキュート設置工事を行っているので、エコキュートについてもっと詳しく知りたい方、導入をご検討中の方はぜひ一度ご相談ください。

→エコキュートの設置・交換はエコキュート交換救急隊にご相談ください

関連記事

  • 冬にお湯が出ないのはなぜ?原因はエコキュートの配管の凍結にあり冬にお湯が出ないのはなぜ?原因はエコキュートの配管の凍結にあり 「エコキュートが凍結してお湯が出ない。どうしたらいいの?」 「エコキュートの凍結を防ぐ方法が知りたい」 気温が1桁まで下がる冬の朝。 寒い朝にお湯が使えないなんて、考えただけで震えてしまいます。 この記事では、お湯が出ないときの対処法から、お湯が出なくなるのを防ぐ方 […]
  • エコキュートの寿命は何年?よくある故障の症状も紹介エコキュートの寿命は何年?よくある故障の症状も紹介 電気給湯器のエコキュートは、空気の熱を利用してお湯を作る、地球にやさしいエコな給湯器で人気が高いです。 しかし、エコキュートは高額なため寿命がどのくらいあるのか心配になりますよね。 ここでは、エコキュートの寿命とよくある故障の症状を中心にご紹介いたします。 エコキ […]
  • エコキュートは飲用水として使える?お湯を飲みたい時の対策エコキュートは飲用水として使える?お湯を飲みたい時の対策 光熱費の節約や災害などの非常時にお湯が使えるなどの理由から、最近エコキュートの設置を考える人が増えています。ここで気になるのが、エコキュートは飲用水として使っても大丈夫なのか、ということではないでしょうか。今回は、導入してから後悔や失敗しないために、エコキュートのお湯は飲用水と […]
  • エコキュートでの追い炊きは可能!仕組みや注意点を徹底解説エコキュートでの追い炊きは可能!仕組みや注意点を徹底解説 エコキュートは貯湯タンクのお湯と水道水で温度調節するため「追い炊き」はできないと思っている方が多いようです。 確かにエコキュートには足し湯機能が付いており、各メーカーも推奨していますが、実は追い炊き機能が付いているタイプもあるのです。 この記事では、エコキュートの追い炊 […]
  • エコキュートの交換費用の相場や交換時期の目安は?エコキュートの交換費用の相場や交換時期の目安は? エコキュートは省エネ性に優れた電気給湯器ですが、長く使用していると、本体が劣化したり機能に不具合が生じたりします。 「そろそろ買い替え時かな」「故障したのを機に交換したい」という時、気になるのは交換にかかる費用や時間ではないでしょうか。 ここでは、エコキュートを交換する時の […]
  • エコキュートの水圧を上げる方法はある?水圧が弱くなる原因とはエコキュートの水圧を上げる方法はある?水圧が弱くなる原因とは エコキュートの水圧が急に弱くなったと感じていませんか?毎日シャワーを浴びるたび、水圧が弱いとイライラが溜まってストレスを感じることもあるでしょう。今回は、なぜエコキュートの水圧はガスや灯油タイプの給湯機に比べて水圧が弱くなるのか、原因や水圧を上げる方法などについて詳しく解説しま […]

contactお問い合わせ

埼玉、東京、神奈川でエコキュートの交換設置なら安心と信頼のエコキュート交換救急隊におまかせください